ルートゾーンにおける電子署名鍵の更新につきまして
2017年8月9日
株式会社朝日ネット
平素はASAHIネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。
2016年10月から2018年3月にかけ、DNSのルートゾーンにおいて電子署名鍵の更新(KSKロールオーバー)のプロセスが進行しています。
弊社のDNSサーバーでは、この度のKSKロールオーバーによる影響はないことを確認済みです。
引き続き、安心してASAHIネットのサービスをご利用ください。
- KSKロールオーバーについて詳しい情報
よくあるご質問
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- 何がロールオーバー(更新)されるのですか。
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DNSを構成するサーバーのうち、ルートサーバーにおいて、DNSSEC※で使われている、「電子署名鍵:Key Signing Key」が更新されます。
- DNSSEC: DNS Security。名前解決の際に行われる、DNSサーバー同士のやり取りの内容の信頼性を高める仕組み。
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- 影響が発生しないことを、ASAHIネットではどのように確認したのですか。
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電子署名鍵の更新によって、DNSの通信(パケットサイズ)が増大することが予想されます。
この状態を想定し、弊社のDNSサーバーに対し、大きなパケットサイズで名前解決の問い合わせを行い、正常に応答があることを確認しました。
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- なぜ、ルートサーバーのKSKロールオーバーが話題になるのですか。
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インターネットを利用する上で重要な機能の一つである「名前解決」にかかわるトピックだからです。
名前解決はインターネット上に多く存在する、DNSサーバーが担います。
また、すべてのDNSサーバー(DNSキャッシュサーバー)は、ルートサーバーと通信します。